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『ラパロ・ドライボックス用トレーニングモジュール各種』
月刊3B 2021年3月号 vol.188
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今月号の内容:
┌──【目次】──────────────────┐
1. 注目製品のご案内
ラパロ・ドライボックス用トレーニングモジュール各種
2. 先生のコラム「時間の物差し」
~認知症スクリーニングと高齢者講習~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授 竹内京子先生
3. 編集後記
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1. 注目製品のご案内
ラパロ・トレーニングモジュール各種
人気急上昇中、Laparo社製シミュレーター用に
作られたトレーニングモジュール8種の
単品販売を開始しました。
他社製ドライボックスでもご利用いただけます。
縫合や切開練習のパッドの他、
消耗レスでコストを気にせずに
器具操作に慣れるまで何度でも繰り返し
使えるタイプのモジュールも
各種ご用意しております。
■縫合モジュール
7,900円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021848.htm
■伸張組織切開・縫合モジュール
7,900円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021849.htm
■ゴムバンド・トレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021852.htm
■ボール・トレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021853.htm
■チューブ通しトレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021854.htm
■コーン・トレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021856.htm
■リング・トレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021855.htm
■糸通しトレーニング・モジュール
6,800円+税
https://www.3bs.jp/simulator/laparo/1021957.htm
┏▼お問合せはどうぞこちらへ
メール:mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用)0120-300-056
2. 先生のコラム
「時間の物差し」
~認知症スクリーニングと高齢者講習~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授
竹内京子先生
先月末に「運転免許証の更新のお知らせ」
というはがきが突然舞い込んできたので
その手続き第一段として、今月初旬に
70歳以上が対象の、高齢者講習を
受講してきました。
講話の中で強調されたのは、
認知症に関することでした。
来年度から実施される道交法令の
改正に伴い、75歳以上の方に認知
機能検査が加わりましたので、
74歳以下の私はその予備軍か、と
思いながら聴講しておりました。
認知症になると一定の違反行為を起こ
しやすくなる事から、75歳以上では
違反行為が無くても認知機能検査は
全員に実施し未然に違反リスクの芽を
把握しておこうという趣旨のようです。
今はまだまだ問題ないと思っても、
注意は常に必要です。特に高齢者に多い
違反について詳しく述べられましたので、
ここに備忘録としてその番号と内容を
記しておきます。
違反が多いのは、18項目の一定違反行為のうち
(7) 交差点右左折方法違反
(8) 指定通行区分違反
(10)優先道路通行妨害等
(14)横断歩道の無い交差点における
横断歩行者等妨害等
(18)安全運転義務違反
の5項目でした。
そして、75歳以上で一定の違反歴が
あると、運転技能検査を受けて合格
しなければ免許更新が叶わなくなった
のも新しい仕組みです。
運転技能検査は、落ちても繰り返し
受験が可能となっていますが、一度
不合格になると実際には再度の挑戦
での合格はむずかしいのではないか
と思いつつ、一方で自分は可能な限り
運転は続けていきたいと思っているので
配布された「高齢者のための交通教本
(令和2年9月保存版)をもう一度しっかり
見直して日々の安全運転に気を付けよう
と思いながら講習を受けておりました。
そして小休止のあと、実技用の乗用車に
乗って、実車指導の現場に移動しました。
通常は一台の自動車に複数の受講生が
同乗し、交代でコースを走るそうなの
ですが、今回はコロナ禍の真っただ中
で行ったので、順番待ちの人はバスの
中で待っていて、順次交代するという
流れでした。
バスの中で運転の順番を待つ時間は、
学生時代、口頭試問の部屋の外で
自分の番が来るのを待ってる気分に
似ていて、周囲には言い知れぬ緊張感
が漂っていましたが、いい感じの
緊張感でした。
外を見ると、発進が滑らかではなく、
何となくガクガクガクとスタート
している車が居ました。
こちらも固唾を呑んで見つめていま
したが、暫くすると滑らかに走行して
いました。
多分最初は緊張していたけど、運転
しているうちに自然に緊張が取れた
のでしょう、見ていたこちらも何と
なくホッとして肩の力が抜けました。
自分の番では、席に着いたとたんに
レンタカーを運転する時の動きが
自然に出てきました。
指差し点呼しながらシート位置や
ミラーの位置を直し、諸々の確認を
したあと、シートベルトをして運転に
臨む自分に内心びっくりでした。
そして準備OKですと言ったとたんに、
指導員から指示が出始めたのですが、
この時も、無意識に指示内容を声に
出し復唱しておりました。
おかげで落ち着いて運転ができたと
思っています。
指示されるままに運転し、右折左折、
大回り、小回り、それに伴う一時停止
を何回か、狭い道からの進出、縁石に
乗り上げて戻ってくる動きや、バック
駐車などをこなしたあと、出発地点に
戻ってまいりました。
戻る道では運転の講評やアドバイスを
頂くとともに、縁石乗り上げ指示は
認知症のあぶり出しであることも
知らされました。
もしかしたら、運転技能検査にも
「縁石乗り上げ」以外のなにか
認知症をあぶりだす運転操作が
含まれているかもしれませんね。
これは私の勝手な推測ですが。
では、また来月。
<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!
3. 今月の編集後記 by 英司
先日、Google Chromeで人気の拡張機能が
マルウェアになっていたということで
削除される騒ぎがあった。
人気の拡張機能であったが、6月に
別の所有者に売却されたあと、
コードが書き換えられた。
埋め込まれていたコードを調べたところ、
外部のプログラムを呼び出し、
ブラウザの表示内容を書き換える
可能性があるものであった。
コードに不審な点が見つかったのが10月。
今年の2月、Googleも問題を確認、
強制的に削除されることとなった。
当初安全だった拡張機能が途中で
マルウェア化する問題は以前から
繰り返されている。
私も拡張機能は複数使っているが、
・シークレットモードでは
拡張機能動作は許可しない
・大事なサイトへのログインは
シークレットモードを使う
として、拡張機能のリスクは避ける
ようにしている。
合わせて、全ての拡張機能について、
・クリックした場合のみ
か、
・特定のサイト
でだけ動作するようにして、
通常のブラウジングでも最低限の
安全性を確保するようにはしてある。
設定は難しいという場合は、
大事なサイトへのログインには
別のブラウザを使うでもよい。
面倒だな、とは思うが、
「安全は面倒」が昔から変わらない真実。