月刊3B 2021年10月号 vol.195

2021年10月25日 (月曜日)

2021

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 『通常より15%お得な人体模型セットにラインアップ追加』

  月刊3B 2021年10月号 vol.195

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
  
 1.新製品のご案内
  通常より15%お得な人体模型セットに
  ラインアップ追加

 2.先生のコラム「時間の物差し」
  ~時の再会~
  (一財)健康教育学研究所 所長
  元帝京平成大学教授 竹内京子先生

 3.編集後記
 
└────────────────────────┘


  1. 新製品のご案内

通常より15%お得な人体模型セットにラインアップ追加

3Bの人体模型セットは、個々の模型を
ひとつずつ買われるより15%お得です。

全セット、3B Smart Anatomy対象品
ですので、製品登録により解剖学アプリと
保証期間延長(通常3年を5年に)を
無料でご利用いただけます。

■上下肢筋肉アドバンスセット
実物大6分解上肢と7分解下肢のセット。
334,000円(税込367,400円)
https://www.3bs.jp/model/muscle/8001089.htm

■頭蓋&脊柱カラーセット
頭蓋骨・脊柱の構造を理解しやすいよう、
骨別、エリア別に色分けした模型。
68,000円(税込74,800円)
https://www.3bs.jp/model/skull/8001090.htm

■内臓付き骨盤セット
骨盤とその中の臓器、骨盤底を再現。
男性骨盤7分解、女性骨盤6分解。
187,000円(税込205,700円)
https://www.3bs.jp/model/genital/8001093.htm

■靭帯付き骨盤セット
骨盤靭帯を観察できる
男性・女性骨盤模型のセット。
82,000円(税込90,200円)
https://www.3bs.jp/model/genital/8001094.htm

┏▼お問合せはどうぞこちらへ
メール:mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用)0120-300-056


2. 先生のコラム

「時間の物差し」 

 ~時の再会~ 

(一財)健康教育学研究所 所長
 元帝京平成大学教授 
 竹内京子先生

誰にでも似たような事例は、たくさん
あると思いますが、今回は、出会いの
不思議について、私自身の事例を
少し書かせてもらおうかな、という
ところです。

不思議なご縁にびっくりした最初は、
関西から東京の新宿区に転居してきた
時のこと。父が転校の手続きに中学校
に出向いたら、応対に出てきた教頭
先生が、なんと父の中学生時代の
剣道部の1年先輩。
そして校長先生が、剣道部の部長で
叔父二人の担任でも有りました。

一介の転校生の親の訪問が、急遽
父たち剣道部OBのミニ同窓会に
なったそうです。
さらにもう一つびっくりしたのが、
私の担任になった先生が、父の実家の
隣家の末っ子だったこと。
父は名前を見た瞬間、直観的に
わかったそうです。
担任の先生の方は、父に遊んで
もらった時は5、6歳だったそうで、
記憶は残ってなかったとのことで
したが、驚いたのは同じです。

東京へ転勤が決まった時、祖母と
同居する選択肢もあったそうですが、
祖母はすでに叔母夫婦と同居して
いたので、私たちは新宿区にある
社宅に転居ということになりましたが
もしこの時、両親が祖母の家を選び、
私は目黒区の中学校に入学したと
したら、どうなっていたでしょうか。

目黒区を選んでいないので答えようが
ないのですが、同じ高校に行く確率は
下がりますね。多分自分の足で歩いて
いける高校を選んでいただろうと
思うからですが。

目黒区に転居していたら、似ている
けれども、異次元の世界での「私」
として生活しているかなと思ってます。
性格は多分変わらないはずですが。
それもまた想像するのは楽しいですが
このコラムを書くに至る引き金に
なった一番強烈な出会いは、私の
研究者としての下地を作って下さった
木村邦彦先生との出会いです。

直接の対面は、大学に入ってからに
なりますが、中学2年の時にすでに
一度接点がありました。
私、中学時代に木村先生の研究活動の
被験者として、身体計測を受けて
いたんです。

もちろん計測されている時は、将来
自分が、木村先生から学ぶなんて
ことは全く知らないわけですが、
縁あって、大学に入り、縁あって、
木村ゼミを選び、統計学の演習で
与えられたデータを計算機に入力して
各種の統計処理をしていたら、ふと、
この測定項目、私も以前、測られた
ことあるなあ、と思いだしたのです。

さらに入力が進み、足長、足幅の
ところに目が行ったとき、直感的に
これって、わたしの?と思った
わけです。

計測当時、靴のサイズ23.5を履いて
いるのに、計測された数値が22.1
だったんです。
それで、計測者にその違う理由を
尋ねたら、靴も服も同じ、ゆとりが
必要なんだよ、ピッタリすぎると、
動く度に皮膚こすれて、靴ずれや
豆ができる元になるからね、という
ことを教わり、なるほど、と思った
ことなど、一連の話が、数字を見た
とたんフラッシュバックしたわけです。

木村先生に理由を伝えて原本を
見せてもらったら、自分の名前が
書いてありました。
中2の時の調査データの中から
6年後に自分のデータを見つけた
時の感動は、未だに思い出すだけ
でもあらたな感動です。
新宿区の中学校で、木村先生たちの
被験者になったことが、今の私の
社会活動の原点であり、それが、
このコラムを書くようにという
定められた流れに続いているか
と思うと、不思議です。

人生って奇遇なことの連続ですね。

では、また来月

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。

┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!


3. 今月の編集後記 by 岩子

2回目のワクチン接種後、2週間後に
抗体が最高値に上がったことを信じて
1年9ヶ月ぶりに東京へ帰りました。

感染者数は一時より激減していますし、
両親2人ともワクチン2回目は済ませ
ていますが、90歳近いので免疫力は
そう強くはないだろうと思い、
ガラガラの新幹線を降りてからは
山手線や地下鉄にも乗り換えず、
人気の少ない裏通りを家まで
ひたすら歩き、両親に感染させる
リスクを最小限にとどめました。

そしてマスクはしたまま、
お茶の一杯も出させないように、
ペットボトルの水も持参しました。

毎週、長電話はしていましたが、
やはり直接会って話すのとは
だいぶ違います。
4時間、あっという間に過ぎました。

その後、同じくワクチン2回接種済の
友達にも2年ぶりに会いました。
今まで当たり前にしてきたことが
ここまで当たり前にできず、
ずーっと我慢してきたせいか、
帰りの新幹線ではいろいろな思いが
こみあげて、涙が溢れ出ました。

唯一、心残りだったのは2階建て
新幹線Maxときのラストランに
間に合わなかったこと・・。

その代わり、行きはE7系、帰りは
E2系をわざわざ選んで乗り、久々の
新幹線の余韻に浸りました。

それでは今月はこの辺で。

来月号をどうぞお楽しみに!


【発行元】日本スリービー・サイエンティフィック株式会社
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 企画・編集:岩崎
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【発行】毎月25日前後

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