月刊3B 2021年12月号 vol.197

2021年12月24日 (金曜日)

2021

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 『リアルな救護トレーニングのための止血シミュレーター』

  月刊3B 2021年12月号 vol.197

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
  
 1.新製品のご案内
  ~下肢止血トレーナ~

 2.先生のコラム「時間の物差し」
  ~それなりの理由~
  (一財)健康教育学研究所 所長
  元帝京平成大学教授 竹内京子先生

 3.編集後記
 
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1. 新製品のご案内 ~下肢止血トレーナー~

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2. 先生のコラム

「時間の物差し」 

 ~それなりの理由~ 

(一財)健康教育学研究所 所長
 元帝京平成大学教授 
 竹内京子先生

物事には、それが、そうなるには、
それなりに、それなりの理由がある、
ということを私の自家用車の
「センサー」に焦点を合わせて
述べてみたいと思います。
 
事例1:センサー基盤の不良

色々な安全装備がオプションも含めて
出始めた頃の車の話です。
30年近く前の話。
一回目の車検も済まない前、いきなり
ランプ切れという表示が出ました。
どういう状況だったかよく覚えていない
のですが、ランプには問題はなく、
電気の流れをモニターする回路の中の
何かが不良だったという事で、新しい
基盤に取り換えたことがありました。
このとき頭に残ったのは、最初に問題
起こすのは、不良品のセンサーか・・、
パソコンの基盤の不良品と同じだわ、
という事でした。

事例2:センサー部品の老朽化・柔軟性喪失

これも事例1の車をさらに10年近く
乗ったころの話。
助手席のドアが開いているという
表示が高速道路を走っている時に
いきなり出てきたのでした。

この時は、胆が冷えました。
何しろ隣では、シートベルトをして
いましたけど、亭主がこっくりこっくり
していたのですから。

彼が無意識にどこかいじったのかと
思った矢先に異常ランプが消えたのと、
ドアロックはかかっていたので、
誤作動だとは思うようになったのですが
それでも警告ランプがついたり消えたり
の中を緊張して走ってました。
後日、行きつけの販売店にもちこんで
調べてもらったのですが、ここでは
すべてが正常でした。

しかし、その時の担当者の
「同じ症状が出た時に来てください」
という言葉には引っかかりましたので、
その翌日、別の修理工場に行きました。

そこには古い車もとことん直してくれる
マニアックな職人さんがいる会社で、
なぜか知り合いがいたんです。
其処で「走っている最中にしか出ない
症状をどうやって見せに行けばいいのよ」
と愚痴りましたところ、その中の1人が
興味を持ってくれて、3日ほど預けたら
問題解決でした。

私の運転状況をマネしていろいろな
走り方をしてくれました。
そうしたら、ドアの開閉センサーの
プラスチック部品が経年劣化で、
硬化して、柔軟性を失っていたことが
解りました。それが原因で、高速で
カーブを走っている時など一定以上の
遠心力掛かった時にドアセンサーが
浮いてしまうことが、ドアが開いて
いると誤認することに繋がった、
という説明になりました。
こちらはセンサーの先端を補修して
もらって一件落着。

事例3:センサー部品の老朽化
   :電池の感度低下

現在使用中の車です。8年目の
HV車になります。
今年の10月下旬の早朝7時ちょっと前、
急激に温度が低下した日でしたが、
エンジンを掛けたとたん、タイヤ
4本分とも空気圧センサーからの
情報なし、の標示が出たうえ、
30分走り続けても測定不能の表示は
自然に解消せず、目的地到着後、
エンジンを数回リセットしたら
漸く正常な表示にもどった、
ということがありました。

タイヤ空気圧が一過性に下がって
異常値が4本同時なんてことは今回
初めてでした。また途中、ガソリン
スタンドで測ってみたところ十分な
空気圧が有るのに表示が出てこない、
というのも初めて。それで単なる
空気圧の低下現象ではなく、センサー
そのものに何か起きたと思ったの
ですが、自分でとりつけたセンサー
ではないので、購入した販売店に
車を持ちこむことしかできず、
それも、販売店に立ち寄った時には
正常になっていたので、様子見で
引き上げるほかありませんでした。

そうして2か月たった今月、定期点検で
きちんと見てもらいましたところ、
なんと、センサーの電池が劣化し
始めて蓄電量が低下していたのが
今回のトラブルの原因であることが
解りました。電池劣化に気温低下が
加わり、センサーが機能しなかった
わけです。

いずれにせよ、センサーが一番
最初におかしくなる、という
ジンクスが、未だに生きている
というのが、私の車でした。
同時に、センサーが最初に
身をもって、車の加齢現象を
訴えてくれているようで、
定期点検は一層大事であることも
実感致した次第です。

よい年末年始をお迎えください。
そして、来年もよろしくお願いいたします。

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。

┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!


3. 今月の編集後記 by まさ

最近短い距離ですがジョギングを
始めました。
始めてからしばらくすると10歳の息子が
一緒に走りたいと言ってきました。

大きくはなったものの、まだ一緒に
走るのは無理だと思った私は
「やめておいた方が良い。」と
伝えました。
しかし、それでもしつこく走りたい
というので、一緒に出掛けることに
しました。

すると意外なことに一緒について
くることができるのです。
いつも走っているコースを最後まで
一緒に走り切りました。

一緒に走り切った後、自分が考えて
いたよりも、息子が成長していることに
驚き、嬉しさがこみあげてきました。

また、息子と毎日一緒に生活していて
完全に理解しているようなつもりに
なっていましたが、全然わかって
いなかったなと反省しました。

子供が何かチャレンジしたいと
言った時、私が考えた枠の中で判断
するのではなくて、多少難しいと
思っても、挑戦させてみることが
必要だと感じました。

年末に良い驚きと気づきを得られた
気がします。

それでは今月はこの辺で。

来月号をどうぞお楽しみに!


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 企画・編集:岩崎
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