『聴診学習プラットフォーム全面リニューアル』
月刊3B 2022年4月号 vol.201
1.新製品のご案内
聴診学習プラットフォーム SAM4 Online
2.先生のコラム「時間の物差し」
新しい家族
(一財)健康教育学研究所 所長 竹内京子先生
3.編集後記
『看護のお仕事』で紹介されました。
看護師向けサイト『看護のお仕事』で、「看護トレーニング用乳児モデル(W44707)」が紹介されました。
1.新製品のご案内
聴診学習プラットフォーム
SAM4 Online
教育機関向けのオンライン聴診プログラム、SAM Onlineが全面リニューアル。パソコンでもスマホでも利用できるようになり、使い勝手が大幅に向上しました。
SAM4 Onlineには、100以上の聴診音と、それぞれの音についての解説(現在日本語未対応)が収録されています。
1ライセンスで200名までの利用が可能です。受講者の学習進捗状況、習得度の把握も容易にできます。
※現在、無料トライアルのためのプランを準備中です。ご興味ある方は、弊社までご連絡ください。
無料トライルのご提供は教育機関様に限らせていただきます。
ライセンス料
1年間:421,000円+税
3年間:1,223,000円+税
5年間:1,996,000円+税
2.先生のコラム「時間の物差し」
新しい家族
(一財)健康教育学研究所 所長 竹内京子先生
本日のテーマは、新しい猫を家族に迎えてのニャンコのマイケルタラムスII (MT) 2歳(ヒトの24歳相当)の誕生日が、このコラムが配信される翌日の4月26日なので、それを記念してひとこと。
マイケルはブリーダーさんが付けた名前で、タラムスThalamus IIは私が付けた名前。
名前の由来は、体毛の毛色がファッツマイケルという漫画の主人公の猫と同じだったことからついたマイケルと、内弁慶な性格が初代のタラムスと似ていたことからついた名前です。Thalamus は視床という意味ですが、初代タラムスの毛の文様が、視床の構造よく似ていたので、そのように名付けた名前です。
MTがくる前は、コロナ禍に入る前に19歳で天寿を全うした雌猫がいましたが、さらにその前の猫たちも含めたら34年間にのべ13頭のニャンコたちが住んでいてにぎやかな我が家だったのですが、この2年間は猫がいない生活が続いておりました。
世の中もすこしずつ落ち着いてきたのでまた猫と一緒に暮らそうと、子猫を探し求めた結果、子猫ではなく、成獣扱い直前の大猫(1歳と11か月で5.5kg)のMTにご縁がありました。
MTは写真を見た瞬間に超内弁慶(つまり、臆病)と思ったので、これなら、飼い主以外にはなつかないし、逃げ出そうとすることはないだろうと思って、ひきとることになりました。
慣れるまで10日はかかるかと思ったら、意外にも1週間ほどで我が家に慣れてくれたのでこれは助かりました。
最初の3日間はほとんど飲まず食わずで、トイレも、2日目に漸く、という状態でした。猫ちぐらの中から無理やり出してもすぐにその中に入ってしまうという具合で、亭主は心配していましたが、トイレで用足しをしている痕跡があったのと、3日目の真夜中に、偶然、猫ちぐらから出て、我が家の探索をしはじめたところで、私とばったり出会った時の、フリーズしてかたまったMTの顔つきが、「探索しているところを見つかってしまった!」と思えたように見えたものですから、この坊や超臆病なようだけど、好奇心も人一倍強そう、これなら大丈夫だわとおもって放置していたら、いつの間にか猫ちぐらから外に出てきて、ゴロゴロとのどを鳴らすようになって、1週間過ぎには、猫ちぐら外にいるところを私たちと出会っても、慌ててちぐらの中に戻ることも無くなり、以後、私にすりすり、亭主にすりすりをし始めました。これこれがMTが我が家に慣れた瞬間だと思っております。
今では、毎日一回以上は家じゅうを探索し、一人遊びをしては寝ていますが、その場所は、前のネコの痕跡があるところ、例えば、前の猫たちが、よく寝ていたソファーのムートンの上や、食卓の椅子の上などは避けている風に思えます。
カーペットの上で寝るにも、これまでの猫たちが転がっていなかったいなかった場所を選んで、新たな自分のテリトリーとしているようです。猫の嗅覚も犬ほどではないかもしれませんが、かなり高そうです。
MTの猫種は、マンチカンで、いきなり高いところに上るということはしませんが、階段を上がるように、一段ずつ高いところには上っていきます。天袋まで一気に駆け上がる、ということはやりそうにもないですが、ボールを置いて進路を妨害してみたら、立ち幅跳びで70~80cmは飛び越えられるようになりましたので、今では、居間から私の仕事部屋に入ってくる扉の前に、常設された段ボール等の長さ80cm×高さ25cmの障壁を簡単に飛び越えて入って来るようになりました。
心が痛む出来事が続いている中での、平和な我が家のネコ記録でした。
では、また来月。
▼ご意見をおきかせ下さい
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
宛先:mag_3b@3bs.jp
3.編集後記
ただいま新潟市の新津美術館で田中達也ミニチュアライフ展2が開催されています。先日、鑑賞してきました。メディアで有名な方ですのでご存じの方も多いかと思います。
食べ物や日用品、文具などが建築物、自然界のものに見立てられてその中でミニチュアの人間が生活している、そんな世界が繰り広げられていました。
それらの作品で撮影の間に食べ物のベストな状態を保つのが難しいとき、食品サンプルが活躍するそうです。
例えばアイスクリーム、ビールの泡など。
サンプル好きの私にはど・ストライクなアートです。
「これがかの有名なご飯ね。前にネットで見たことあるー。」
「ほらほら、バームクーヘンよ」
と言う具合に聞いただけでは変な会話を友人とキャッキャ言いながら見てきました。
この催しは写真撮影OKな展覧会です。
鑑賞後には自分のスマホの中でおかわりを楽しめます。
二度嬉しいアートでした。
By イ子