スターリングエンジン
熱力学サイクルのデモンストレーションや定量的実験に使うことができ,また,その可逆性も見ることができます。
このスターリングエンジンは,発電機として中央の電球を光らせることができます。また,別途計測器を接続することでスターリングエンジンの回転の速さと温度変化の観測ができます。発生する動力や電力の効率性は回転運動の速さに相関するものとして評価されます。ある特定の時間当たりに仕事に変換されたエネルギーの量を特定することで,スターリングエンジンの効率性を推測できます。シリンダーとピストンの両方が透明な耐熱ガラスでできており,ピストン部には温度測定のための2個の接続端子があります。
- エンジン出力:約1W
- シリンダー加熱部容量:32cm³~44cm³
- フライホイール直径:140mm
- ベルトプーリー直径:30mm,19mm
- モーター電源:最大12V
- 寸法:300mmx220mmx160mm
- 重さ:1.6kg
スターリングエンジンは次のような装置に応用されます
- 熱エンジン(ヒートエンジン)
- 熱ポンプ(ヒートポンプ)
- 冷却装置
スターリングエンジンでは次のような項目が学習できます
- 熱力学の第1法則と第2法則
- 回転速度に相関的な動力と電力
- 作動温度と温度差
- 等積変化と等温変化
- 熱力学サイクルのプロセスの記録と評価
- 可逆性
- エネルギー変換の効率性
製品マニュアルの記載言語:日本語,英語,ドイツ語