弾道振り子
別売の放物投射装置(U10360)と組み合わせて,運動量の保存則と力学的エネルギーの保存則を使い,発射された球の初速度を前面に置かれた振り子の振れ角から計算します。
発射された球は振り子に受け止められ,非弾性衝突の状態になります。また,振り子は取り外して反対側を放物投射装置に向けることで弾性衝突になります。
球の発射速度と非弾性衝突での弾動振り子の実験から分かる球の速度との誤差は±3%程度です。一方,弾性衝突ではロスが大きいため,計算される初速度は非弾性衝突の結果より10~20%程度小さくなります。
水平投射実験をするために,投射装置の固定する場所を弾動振り子の背面に5通りの発射位置の高さ(5cm,10cm,15cm,20cm,30cm)に取り付け穴が開いっているので,水平投射の実験も簡単かつ素早くできます。
テーブルクランプが付属しているので簡単にテーブルに固定できます。
- 振り子の高さ:370mm
- 台部分の板:130mmx130mm
- テーブルクランプの幅:10mm~65mm
セット内容
- テーブルクランプ付弾道振り子x1個
- 追加おもり:17.5gx2個
その他の必要器具
製品マニュアルの記載言語:英語