マクスウェルの車輪
運動エネルギーから位置エネルギーへ,そしてその逆のエネルギー変換を演示するための機器です。実験中に糸が外れないように,車輪両端には円板状のガードがついています。
糸を巻き付けて吊り上げ静かに手を離すと車輪が回転しながらほぼ一定の速度で下降します。下端まで行くと張力で反射し,糸を巻き付けながら上昇していきます。これから,位置エネルギーが運動エネルギーになり,また逆のエネルギー変換している様子が観察できます。
車輪を取り付けるロッドと,車輪吊り下げクランプが付いています。実験から慣性モーメントを求めるために必要な車輪の質量を測定できるように,取り付けられているロッドから外すことができます。(実験には吊るすためのスタンド器具が必要です。)
- 車輪の慣性モーメント:約10kg cm²
- 車輪の直径:約130mm
- 車輪の重さ:約370g
- 支持棒:370mmx直径12mm
製品マニュアルの記載言語:英語