スペクトル管,空気
空気のスペクトルを観察するためのスペクトル管です。真空引きしたあとに低圧の空気を封入しています。専用電源 U418001-115 スペクトル管電源,保護フェンス付をご使用ください。
- 全長:約 260mm
- スペクトル観察用毛細管部分長:約 100mm
専用電源 U418001-115 スペクトル管電源,保護フェンス付 が必要です
実験の手引き
スペクトル管とは
鮮やかな発光で,線スペクトルと帯スペクトルを観測できます。
スペクトル管には一つまたは複数の気体原子(または分子)が封入されています。管の両端の電極から電場が発生して気体原子にエネルギーを与え励起させます。励起状態(エネルギーE’)から基底状態(エネルギーE)または,よりエネルギーの低い状態に遷移する際に光子(エネルギーΔE=E’-E)を放出します。その波長λ=hc/ΔE(hはプランク定数,cは光速)が観測される光の波長になります。
励起状態の原子は原子の種類により定まるΔEにより,それぞれ異なる波長λの光を出します。目でその色を確認することもでき,詳しく分光器でスペクトルの違いを観測できます。
製品マニュアルの記載言語:英語