乳房検診アドバンスシミュレーター
通常の触診や自己検診の指導に加え,このシミュレーターでは実際の患者にみられるような胸部の組織密度のばらつきを実際に再現して指導できる点が大きな特徴です。状況設定に応じて異なるサイズ(直径1~4 cm),形状(球状,卵形,不整形/星状),密度の腫瘍を胸部に挿入しトレーニングを行えます。腫瘍には腺腫,嚢胞,悪性腫瘍,リンパ節腫大が含まれています。また製品本体には触知可能な肋骨,胸骨,鎖骨,ならびに腋窩下と鎖骨下にリンパ節腫大が再現されています。皮膚上には炎症を伴う橙皮状皮膚,乳頭陥没,皮膚の陥没や非対称もリアルに再現されています。臥位での触診を基本としますが,必要であれば立位での触診も可能です。皮膚カバーを外した状態でのトレーニングも可能です。