誰でもできる経筋治療
動作時に,つっぱる,ひきつる,痙攣する,痛む等の症状があれば,それは「経絡病」です。これを,安静時痛や夜間痛が特徴の「経脈病」や「臓腑病」と思いこみ,同じ治療をしてはいないでしょうか。「経筋病」なら,疼痛部分と一致する経筋を特定し,その異常経筋上の末梢にあるケイ穴または兪穴を,皮内鍼でわずか0.5ミリ程度刺鍼するだけでいいのです。驚くべき効果が,即効で現れます。明治鍼灸大学・篠原教授が古典に眠っていた治療法を,カンタンかつ確実で,誰でもできるスタンダードなテクニックとして復活。経絡の不思議を即体感できる「経筋治療」は,鍼を怖がる,また鍼に懐疑的な患者さんや,さまざまなスポーツシーン等に,幅広く活用して頂けます。
経筋治療とは
- 経筋との出会い
- 12経筋の流注
- 異常経筋の診断法
治療のポイント
- 膝関節・足関節の運動時痛
- 皮内鍼の刺鍼
- 頚部の運動時痛
- 肩関節の運動時痛
- 肘関節・手関節の運動時痛
- 腰部・殿部の運動時痛
- 股関節・大腿部の運動時痛
- 顎関節の運動時痛
出演:
篠原 昭二(明治鍼灸大学教授)
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです