Ⅰ 上肢
第1部 肩
- 腕神経叢
- 肩甲筋と神経
- 肩関節
第2部 上腕
- 上腕の屈筋と神経
- 上腕の伸筋と神経
- 肘関節
第3部 前腕
- 前腕の屈筋と神経(浅層)
- 前腕の屈筋と神経(深層)
- 前腕の伸筋と神経
- 伸筋支帯
- 屈筋支帯と手根管
第4部 手
- 手の筋と神経(浅層)
- 手の筋と神経(深層)
- 手の関節
収録時間:約60分
著者より
肩では肩甲諸筋支配枝の観察を容易化するために腕神経叢を後ろから解剖して検討した。上腕では,屈筋・伸筋の支配様式のみならず,前腕へ下がる神経・血管の導通路という観点から解剖を行った。前腕では,基幹神経(正中・尺骨・橈骨神経)の迷路に対する関係から,屈筋・伸筋のそれぞれを浅深2層に分けて検討した。手では,屈筋支帯ならびに伸筋支帯を切り,前腕から下がってきた長い腱の配列を明らかにし,さらに長い屈筋腱を切り取って深部の手筋と支配神経を剖出しようと努めた。
臨床に役立つ解剖学実習セットに含まれています。