松田教授のよくわかる獣医外科基礎講座「イヌの胸椎椎間板ヘルニア」
松田教授のよくわかる獣医外科基礎講座 第15弾
- 獣医師が知っておきたい!胸椎椎間板ヘルニアの外科テクニック!
- 映像を見ながら学ぶ!執刀医自らの解説入りDVD!
大好評の「松田教授のよくわかる獣医外科基礎講座」第15弾は,イヌの胸椎椎間板ヘルニアにおける椎弓切除術です。この手術では,中枢神経を傷つけないように慎重に進めること,また,椎弓を必要以上に切除しないことが重要となります。
今回は,HansenⅠ型の好発犬種であるミニチュアダックスフントの症例です。この犬は,以前に腰椎の椎間板ヘルニアと診断され,造窓術および椎弓切除術によって治療が施されましたが,術後1年数か月で胸椎に再発が見られたため,再び手術が必要となりました。
このDVDでは,松田教授自らが執刀し,開腹から棘突起の露出,椎間板物質の除去,そして閉腹に至るまでの全てを解説。手術の進め方や,ポイントがよくわかる内容となっております。是非ご活用ください。
指導・解説:
松田浩珍(東京農工大学大学院農学研究院教授/元米国エール大学医学部招聘客員教授)
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです
収録内容〈64分〉
今回の症例について
胸椎椎弓切除術
- 切開ラインの決定
- 皮膚切開
- 皮下組織の分離
- 棘突起から筋肉を分離
- 棘突起の露出
- 棘突起の切除
- 皮質骨から海綿骨露出
- 海綿骨から内側皮質骨露出
- 椎弓部分の切除
- 椎弓部分のトリミング
- 棘突起のトリミング
- 筋肉・筋膜縫合
- 皮下組織の縫合
- 皮膚縫合
まとめ
術後の管理