総論
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臨床現場においては診断確率を常に意識し,尤度比(LR)などを考慮した問診・診察・検査を選択することで,論理的思考に基づく適切な臨床診断を行うことができます。この番組では,シンプルな症例の問診を見ながら,基本的法である仮説演繹法による臨床診断推論について,その流れを詳細に解説し,さらにその他の臨床診断推論についても簡単に紹介します。
収録内容
- イントロダクション 1:07
- 診断・臨床診断とは 2:01
- 臨床診断推論の流れ(仮説演繹法) 23:25
- データ取得と正確な問題表現
- 診断仮説の生成
- 疾患スクリプトの検索と選択
- 事前確率・事後確率
- 知識・経験・状況
- 様々な臨床診断推論 3:43
収録時間:31分
2012年
臨床診断推論入門 全10巻セットに含まれます。
臨床診断推論入門シリーズ
医師が臨床現場で的確な診断をするために,豊富な知識と経験に加え,臨床診断推論能力を身に付けることで素晴らしい効果が期待できます。しかし,日本の医学教育の現場では,限られた授業数の中で臨床診断推論に時間を割くことが難しく,臨床実習の場における実際の症例で学ばざるを得ないことが少なくありません。本シリーズでは,臨床診断推論についてわかりやすく説明し,日常の診療でよくみられる症例で具体的な臨床診断推論の進め方を紹介します。