関節ニュートラル整体による調整法
- 慢性痛,関節痛を無理なく改善する!
- 健康管理からパフォーマンス向上にも効果的!
日常生活での動作には,何かしようとする筋肉(主動筋)とそれを制限しようとする筋肉(拮抗筋)がバランスを保ちながら働いています。ところが,主動筋に力が入り過ぎて拮抗筋とのバランスが崩れてしまうと肩や腰が「こる」状態になるのです。そこで,あらゆる動作の拮抗筋の働きをよくするために考えられたのがこの「腰痛・肩こりケア体操」なのです。この体操では各部位を3段階(浅い,中間,深い)で収縮させ,最後にストレッチを軽く行なうことで筋肉や腱を整え,骨格を本来の位置に戻し痛みを改善するのです。毎日の生活の中でこの体操を用い,自分の身体を自分でケアしてください。また,このDVDでは,自分一人で行うパターンの他に,専門家(施術者)に行ってもらうパターンとこの体操の基となっている関節ニュートラル整体MT法についても取り上げていますので,専門家の方々のスキルアップのためにもお使いいただける内容となっています。
指導・解説
及川雅登
「PNF整体・関節ニュートラル整体普及協会」主宰,日本大学レスリング部公認ヘッドトレーナー,東京療術学院顧問。著書には「自分でできる腰痛肩こりケア体操(講談社)」「縮めて縮めて関節痛をなおす(講談社)「関節PNF整体(ベースボールマガジン社)」などがある。
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです
W63655 腰痛・肩こりケア体操(90分)
はじめに
ROM(関節可動域)の確認
- 立位で前屈,後屈,側屈,回旋のチェック
- 肩のスクラッチテスト
- ハムストリングス,アキレス腱,首のチェック
自動運動+たわみ運動+遊び運動について
専門家が行うケア体操のパターン
- ROM(関節可動域)の確認
- 上肢帯を整える
- 下肢:下半身を整える
- 頭頚部&体幹を整える
- あらゆる体勢で前屈を促す
自分で行うケア体操:パターン1
身体が固い人のためのパターン
- 上肢帯を整える(壁を用いたパターン/壁を用いないパターン)
- 下肢帯:下半身の歪みを整える(椅子を用いたパターン)
- 頭頚部&体幹を整える
- あらゆる体勢で前屈を促す
自分で行うケア体操:実際のスピードで
自分で行うケア体操:パターン2
パフォーマンス・コンディショニング向上のための床のパターン
- 上肢帯の調整
- 下肢帯の調整
- 股関節内転・外転の調整
- 頭頚部&体幹の調整
- ハムストリングスの筋腱を縮める
- 開脚して前屈を促す
- アキレス腱を促通させる
自分で行うケア体操:パターン3
身体の柔軟性が低い場合の床のパターン
- ROM(関節可動域)の確認
- 上肢帯の調整
- 下肢帯の調整
- 股関節内転・外転の調整
- 頭頚部&体幹の調整
- ハムストリングスの筋腱を縮める
- 開脚して前屈を促す
W63656 関節ニュートラル整体MT法(90分)
専門家が行うMT法:ベーシックパターン
- 上肢帯を整える(肩のMT法,肘のMT法,指関節のMT法,手関節のMT法,鎖骨のMT法)
- 下肢帯を整える(股関節のMT法,膝のMT法,脛腓関節のMT法,距腿関節のMT法,距骨下関節のMT法,足根骨のMT法,足指のMT法)
- 脊椎のモーションパルペーション&マニピュレーション
- 頚椎椎間関節のMT法
専門家が行うMT法:アドバンスパターン
- 脊椎のMT法
- 頚椎・頭蓋骨のMT法
- 肩甲骨・鎖骨・第1肋骨のMT法
- 腰仙関節のMT法
- 仙腸関節のMT法
自分で行うMT法
- 上肢パターン(肩,肘,手首,鎖骨,肩甲骨,第1肋骨)
- 下肢パターン(股関節,膝関節,距腿関節,距骨下関節,足根骨,脛腓関節)
- 脊椎,頚椎,椎骨ずらし,頭蓋骨ずらし,仙腸関節のMT法
おわりに