アナログゲーム療育 ~ 楽しくコミュニケーション能力を身につける ~\ 全4巻セット
「相手の立場にたって考える」
「状況の変化に柔軟に対応する」といった、
実社会で求められるコミュニケーション力は、「こういう時にこうする」式の行動パターンの蓄積だけでは身につきません。
適切な指導のもと、子ども同士が関わる過程で社会的経験を積むことが必要です。
アナログゲーム療育では、発達段階に合わせて課題を設定し、その子どもに適したゲームをプレイします。
ゲームのなかで子ども同士が関わり合い、楽しみながら実践的なコミュニケーション力を身につけていきます。
このDVDでは、モデルにゲームをプレイしてもらい、そのなかで遊び方、療育上の指導ポイントを解説します。そして、事例を交えながら子どものつまずきやすい箇所や適切なアドバイスなどを具体的に説明しています。
解説:松本太一(アナログゲーム療育アドバイザー)
- 東京学芸大学大学院障害児教育専攻卒業。教育学修士。
- NPO法人グッド・トイ委員会認定おもちゃインストラクター。
- フリーランスの療育アドバイザー。
カードゲームやボードゲームを用いて発達障害のある人のコミュニケーション能力を伸ばす「アナログゲーム療育」を開発。
療育機関や就労支援機関などで実践するほか、各地で講演会や研修会を開催している。
協力:株式会社すごろくや
※このDVDは、2017年6月に行われたセミナーを収録した映像に、ゲームの実践場面を別収録した映像を加え、わかりやすく編集したものです。
※アナログゲーム療育では、指導のために一部特別なルールでゲームを行っています。
※このDVDで紹介しているゲームは、時期によって在庫切れとなっている可能性がございます。
アナログゲーム療育の理論とステージ1のゲーム実践(70分)
- イントロダクション
- アナログゲーム療育の目的
- 認知能力へのアプローチ
- ステージ1 1歳半 ~ 3歳 ~ シンボル機能の形成 ~
- 指導目標
- 「 はじめてのゲーム・フィッシング 」
- シンボル機能の形成事例
- 「 テディ・メモリー 」
- 「 スティッキー 」
- 指導のポイント
ステージ2のゲーム実践(64分)
- ステージ2 3歳 ~ 7歳 ~ 言葉や数の世界を拡げる ~
- 指導目標
- 「 楽しい色並べ 」
- 「 虹色のヘビ / レインボースネーク 」
- 数概念の指導事例
- 「 雲の上のユニコーン 」
- 「 レシピ 」
- 「 かたろーぐ 」
- かたろーぐを用いた指導事例
- 指導のポイント
ステージ3のゲーム実践 1(70分)
- ステージ3 7歳 ~ 12歳 ~ 客観的思考の形成 ~
- ステージ3の認知能力
- 「 ファイアドラゴン 」
- シンボル操作と脱中心化
- 客観的思考を教えるために
- 「 チキブーン 」
- 「 すすめ!! 海賊さん 」
- 「 インカの黄金 」
- 「 ストーンエイジ・ジュニア 」
ステージ3のゲーム実践 2 と心理面へのアプローチ(90分)
- ステージ3 7歳 ~ 12歳 ~ 他者視点の獲得 ~
- 他者視点獲得のために
- 「 わたしはだあれ? 」
- 「 ヒットマンガ 」
- コミュニケーションの自信につなげる
- 学童期の指導のポイント
- 心理面へのアプローチ
- 集団参加に不安を抱える子が見せる行動
- ゲームに参加しない子
- 「 キャプテン・リノ 」
- 問題行動への対応
- 「 ナンジャモンジャ 」
- 「 ベストフレンドS 」
- ステージ4 12歳以降 ~ 臨機応変な対応 ~
- 「 街コロ 」
- 「 カタン 」
- ゲーム選びと指導の仕方
2017年