アナトミー・トレイン
アナトミー・トレインとは,体中に張り巡らされた筋・筋膜の網を通して組織の緊張が伝わることにより,どのように姿勢と動作の安定を得られるかを解明する画期的な理論です。このDVDは,トム・マイヤーズの解説と実演を見せるだけのプログラムではなくレッスン風に各テクニックを丁寧に指導。患者のコメント,トムが与える手技や治療者の身体の使い方についての注意など,そのすべてがあなたの学習をバックアップ。それぞれのライン(経路)のテクニックを充分にマスターでき,自信を持って実践することができるよう工夫されたプログラムです。
- 実技・解説:トム・マイヤーズ(アイダ・ロルフ,モシェ・フェルデンクライスなどから直接指導を受け,30年以上に渡り,欧米諸国のみならず世界各国で 統合的なマニュアルセラピーの治療を行う。)
- 監修:福井 勉(文京学院大学保健医療技術学部教授・理学療法学科長)
*日本語吹替版
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです
W39466 第1巻 スーパーフィシャル・バックライン(67分)
身体の後面を走るスーパーフィシャル・バックラインは,足裏から始まり,踵を通って,足の後ろ側を上へ腓腹筋,ハムストリング,仙結節靭帯と脊柱起立筋まで行き,そこから筋膜が後頭部まで続き,さらに頭頂部を超えて頭皮筋膜(scalp fascia)が付着した前頭隆起まで。その途中にある,身体後部のすべての第一次湾曲と第二次湾曲も含む。
- このテクニックシリーズの概要
- スーパーフィシャル・バックラインへの導入
- 足底面
- 外側筋膜束
- ふくらはぎの筋群
- ハムストリングス
- 仙結節靭帯
- 背中の治療
- 頭皮
- 首の最終段階
- 骨盤リフトの最終段階
W39467 第2巻 スーパーフィシャル・フロントライン(62分)
身体の前面を走るスーパーフィシャル・フロントラインは,足指先端から,足首の支帯の下部,足の前部を上に行き,膝蓋骨を通って,大腿前部から骨盤,そして腹直筋に行き,胸骨に沿って胸鎖乳突筋まで。
- このテクニックシリーズの概要
- スーパーフィシャル・フロントラインへの導入
- 足の先端
- 足首の支帯
- 下腿
- 大腿
- 体幹:腹部
- 体幹:胸部
- 頚部
- セッション最終段階首
- 骨盤リフト最終段階
- まとめ
W39468 第3巻 ラテラル・ライン(67分)
ラテラルラインは足の内側と外側から始まり,くるぶしの後ろを通って,腓骨に沿って足を上がり,大腿部の外側の腸脛靱帯を通って,ウェスト部分では腹筋が交差し,肋骨のところでは肋間筋,首では板状筋と胸鎖乳突筋が交差して,全体が身体の外側を覆うカゴのようになっている。 ここでは,ラテラルラインを構成するトラックとステーションだけを扱う。ステーションは筋肉の付着点,トラックはその間を走る筋膜の軟組織。
- このテクニックシリーズの概要
- ラテラル・ラインへの導入
- 下腿
- 大腿
- 骨盤
- 体幹
- 頚部
- 腰方形筋
- 斜角筋
- 骨盤リフトとラテラル・ラインのまとめ
W39469 第4巻 スパイラル・ライン(65分)
スパイラル・ラインは,頭蓋骨から反対側の肩を通り,胸郭を回って,さらに腹部を回り,同じ側の骨盤を通って,腸脛靱帯から前脛骨筋にそって進み,足の裏を通ってアーチを三角巾のように支え,腓骨にそって足の外側を通り,ハムストリングに達し,Superficial Back Lineと同じ経路をたどる。
- このテクニックシリーズの概要
- スパイラル・ラインへの導入
- 腹部
- 前鋸筋
- 菱形筋
- 腸脛靱帯
- ハムストリングス
- アーチスリング
- 膝のトラッキング
- 背部の手技(座位)
- 首のセッション最終段階
- 胸部のリフト
- 骨盤のリフト最終段階
- まとめ