超音波検査入門 <肩・肘>
- Ultrasonographyの原理から臨床応用まで!
- 外来における実践的な超音波診断!
- 「超音波検査」完全マスター!
近年,超音波検査は身近なものとなり,外来診療でもよく用いられるようになってきました。超音波検査は,侵襲が少なく,すぐに見る事ができ,動的に観察できるため非常に有効な検査方法の一つと言えます。
このDVDでは,「肩と肘」を取り上げ,検査を行う上での基本となる解剖の知識から,臨床検査,整形外科,理学療法の各分野からのアプローチを紹介しています。臨床検査分野では,知っておきたい超音波の原理や知識と,検査をする時に役立つ装置の設定や注意事項について。整形外科では外来での一般的な肩・肘の超音波検査における基本的な走査方法,注意点,症例について。理学療法の立場からは超音波機能解剖を解説し,どのように運動療法へとつなげるかについて紹介しています。いずれの分野でも貴重な超音波の映像をふんだんに用いて分りやすく解説しています。すべての治療家必見のDVDです。
解説:
青木 隆明(岐阜大学医学部附属病院 整形外科リハビリテーション部)
実技・解説:
- 渡邉 恒夫(岐阜大学大学院医学系研究科スポーツ医科学分野)
- 寺林 伸夫(岐阜大学医学部整形外科学)
- 林 典雄(中部学院大学リハビリテーション学部理学療法学科)
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです
超音波検査入門(肩・肘) Part-1 (43分)
はじめに
肩・肘の解剖
解説:青木 隆明(岐阜大学医学部附属病院 整形外科リハビリテーション部)
- 肩の解剖
- 肩の前面,後面,側面の構造と機能
- 肘の解剖
- 肘の前面,後面,側面の構造と機能
超音波検査:基礎編 ~臨床検査分野からのアプローチ~
実技・解説:渡邉 恒夫(岐阜大学大学院医学系研究科スポーツ医科学分野)
- 超音波検査:基礎編の内容について
- 超音波に関する基礎知識
- 超音波とは,超音波の特徴,周波数の違いとは
- 超音波分解能,探触子(プローブ)の種類
- 超音波の基本表示モード
- Aモード(Amplitude mode)
- Bモード(Brightness mode)
- Mモード(Motion mode)
- Dモード(Doppler mode)
- アーチファクト(虚像)
- 機器取り扱いの基本
- 機器の設定(モニター,超音波診断装置)
- 超音波評価に際しての注意点
超音波検査入門(肩・肘) Part-2 (70分)
臨床での超音波検査活用の実際 ~整形外科分野からのアプローチ~
実技・解説:寺林 伸夫(岐阜大学医学部整形外科学)
- 肩関節における超音波検査
- 検査を行う姿勢(医師,患者),プローブの持ち方
- 基本走査方法(前方走査,外上方走査)
- 肩関節における症例
- 肘関節における超音波検査
- 基本走査方法(前方走査,後方走査,内側走査,外側走査)
- 肘関節における症例
超音波検査で診る機能解剖と臨床 ~理学療法分野からのアプローチ~
実技・解説:林 典雄(中部学院大学リハビリテーション学部理学療法学科)
- 超音波検査で診る機能解剖について
- 肩関節における超音波機能解剖
- 小結節の形態的特徴と肩甲下筋腱の観察
- 腱板疎部の解剖学と烏口上腕靱帯の観察
- 烏口肩峰靱帯下での腱板動態の観察
- 肘関節における超音波機能解剖
- 肘関節前面の観察と伸展時動態
- 肘後方脂肪体の機能と障害
- 橈骨輪状靱帯の機能