MTAマイオチューニングアプローチの理論と治療技術
イオチューニングアプローチは,最大限に患者を治すために数種類の手技を患者の反応に応じて使い分け,痛みや痺れ,筋緊張の異常,末梢・中枢神経麻痺による運動機能障害を改善する治療的アプローチです。
このDVDでは,MTAの理論についての解説と治療の基本手技,そして,部位別,症状別の治療手技を紹介しています。問題の症状を再現し,原因筋線維の確認,抑制部位の確認,症状に応じた手技を用いた治療,治療効果の確認という治療の流れを詳しく紹介しています。問題の部位を正確に特定することが出来れば,殆どの症状を改善できる可能性が非常に高い手技と言えます。
指導・解説:
高田治実 PhD,PT.
- 帝京科学大学医療科学部 東京理学療法学科 教授, 博士(医学)
- 日本マイオチューニングアプローチ学会会長
W63637 Myotuning Approach MTA概論(90分)
- MTAとは
- MTAの目的と定義
- MTAの手技の種類と主な神経生理学的現象
- 基本手技の実際
- 触圧覚刺激による治療,痛覚刺激による治療について
- 顎関節症に対するアプローチ(動画)
- 痛みに対する静的施行法(脊髄損傷不全麻痺の症例)(動画)
- 痛みが原因の運動機能障害に対する動的施行法(動画)
- 急性期脳血管障害後遺症に対するアプローチ(動画)
- 慢性期の脳血管障害後遺症に対するアプローチ(動画)
- 頚椎症性頚髄症に対するアプローチ(動画)
- 末梢・中枢神経麻痺に施行する手技に対する考え方
- 肉眼解剖学的観察による筋の基礎と臨床への応用
- 筋損傷の原因と筋組織の変化
- 損傷した筋の再生機序
- 筋収縮・弛緩の機序
- MTAによる筋力変化
- 筋の基礎から見た機能障害
- 可動域障害に対する考え方
- 筋に痛みなどの症状がない場合
- 筋に痛みなどの症状がある場合(収縮痛・短縮痛に対する治療法と考え方,伸張によるツッパリ感・伸張痛の治療と考え方)
- 筋の伸張痛が起こる機序の説明
- 研究論文
W63637 基本的なMTAの治療技術(30分)
- 基本的なMTAの治療技術について
- 安静時痛に対する静的施行法
- 最長筋
- 腸肋筋
- 安静時痛に対する動的施行法
- 大円筋
- 頚板状筋
- 運動時痛に対する動的施行法
- 中殿筋→MTAストレッチング(中殿筋)
- 原因筋線維を探すポイント(1)
- 動的評価の意義および原因筋線維を探すポイント(2)
- 触圧覚刺激1ヶ所を用いて施行する手技
- 痛み刺激と触圧覚刺激を用いて施行する手技
- 棘下筋/腸肋筋
- 痛み刺激のみを用いて施行する手技
- 大円筋/最長筋
W63639 部位別・症状別治療手技1(75分)
頚部の症状
- 頚部収縮時痛に対するMTA
- 鞭打ち症に対するMTA(触圧覚刺激1ヶ所を用いて施行する手技)
- 偏頭痛に対するMTA
- 頚部痛:臨床の実際(触圧覚刺激1ヶ所を用いて施行する手技)
W63640 部位別・症状別治療手技2(79分)
- 腰部の症状(腰痛)
- 収縮時痛に対するMTA
- 腰椎周囲の筋触察のポイント
- 股関節の症状
- 収縮時痛に対するMTA
- 安静時痛に対するMTA
- 膝関節の症状
- 大腿四頭筋伸張痛に対するMTA
- 安静時痛に対するMTA
- 足関節の症状
- 外傷:歩行時の痛みに対するMTA
W63641 部位別・症状別治療手技3(73分)
- 肩関節と周囲の症状
- 結帯動作障害に対するMTA
- 肘関節の症状
- 上腕骨外側上顆炎に対するMTA
- 肘関節周囲の収縮時痛(慢性痛)に対するMTA
- 手関節の症状
- 前腕伸筋群伸張痛に対するMTA
- 痺れ(下肢)に対するMTA
- 幻視痛に対するMTA
- 月経痛に対するMTA