腰痛の評価と治療2012
- 腰痛治療の現状がわかる!腰部のメカニズムがわかる!
- 12種類ものPIRテクニックを紹介!動画だから学び易い!
- セラピストとして次のステージにステップアップしたいあなたに!
現在,腰痛は有訴受診率・通院者率が常に上位にランクインしている症状の一つです。しかながら,主な受診先は整骨院・鍼灸院等で,整形外科などの理学療法は結果として「患者さんに選ばれていない」とも言われ,さらに腰痛のある患者さんを一刻も早く疼痛から離脱させる,疼痛に曝さないというのが必要とされています。そこで,理学療法において早期の疼痛軽減および除去は急務であり,必須となる訳です。
このDVDは「腰痛の評価と治療2012」と題し,特に治療に関しては,ストレッチング(PIR:Post Isometric Relaxation),腰部脊柱安定化エクササイズを中心に解説しています。PIRは,疼痛軽減および関節可動域拡大によるパフォーマンスの即時的改善が期待され,他にも筋緊張の改善や筋・筋膜の伸張などにも効果的です。また原因部位のみならず,障害予防も含めて機能的に重要となる筋の筋力強化が可能となり,患者さん自身も治療に参加できる,セルフエクササイズへの移行をスムーズにすることが可能になる有効な手段の一つです。痛みに対する絶対的治療法が存在しない中,痛みに悩まされている患者さんを一人でも多く減らすために,数ある痛みに対する治療法の一つとしてセラピストの方々にご活用いただければ幸いです。
実演・解説:
伊藤俊一(埼玉県立大学保健医療福祉学部 理学療法学科 教授)
腰痛の現状と評価 2012(68分)
腰痛の現状 2012【解説】
腰部の機能解剖【解説】
評価【実技と解説】
腰痛の評価
評価の実際1 PAM test
- 指床間距離;FFD(Finger Floor Distance)
- Modified Schober test
- SLR(straight leg raising)test
- FNS(femoral nerve stretch)test
- Kemp test
- Fabere( Flexion Abduction External Rotation Extension)test
- Gaenslen test
- Nowton test(第3法)
- FAIR(Flexion adduction internal rotation)test
腰痛の具体的治療 2012(53分)
具体的治療 【実技と解説】
Muscle Stretching
- 上部腸肋筋・最長筋に対するPIR(下制)
- 上部腸肋筋・最長筋に対するPIR(伸展・回旋)
- 下部腸肋筋・最長筋に対するPIR(挙上)
- 下部腸肋筋・最長筋に対するPIR(伸展)
- 下部腸肋筋・最長筋に対するPIR(最大伸張)
- 多裂筋に対するPIR(伸展)
- 多裂筋に対するPIR(回旋)
- 仙骨の前・後屈に対するPIR(片足)
- 仙骨の前・後屈に対するPIR(両足)
- 仙骨の前・後屈(補足)
- 梨状筋に対するPIR(仰臥位)
- 梨状筋に対するPIR(側臥位)
- ハムストリングスに対するPIR
- カールアップ運動(臥位)
- カールアップ運動(座位)
- サイドブリッジ運動
- バードドック運動
- 体幹伸展筋強化 & stretching & 脊柱安定化
腰痛理学療法治療のまとめ 【解説】