即座に臨床に活かせる!股関節の評価と改善
- センスタイル主催セミナー 即効シリーズ(股関節編)
- 即効がキーワードのセミナーが追加収録を経て,よりわかりやすいDVDになりました
このセミナーでは,「即効」をキーワードに股関節治療に定評のある永井聡・湯田健二・対馬栄輝の三先生が様々な角度から講義を展開いたしました。
永井聡先生は,画像と徒手からの股関節形態を評価し即効運動療法を展開し,また湯田健二先生は,身体の各部位との協調的側面からみた股関節機能改善方法を講義。最後に対馬栄輝先生は,身体運動における股関節の役割とその評価を丁寧に解説いたしました。
本企画は,単なる指導解説DVDと違い,300人を超えるセミナー当日の参加者の熱気,興奮が伝わります。また,別収録した映像とともに編集された内容は,即座に明日からの自身の治療に活かせるものと確信いたしております。
W63675 画像と徒手からの股関節形態評価と即効運動療法
股関節の形態評価の方法について前捻角をポイントに考察し,人工股関節の画像分析,隣接関節に与える影響等,運動療法を交えながら解説しています。
股関節の形態を考えよう
- 大転子周囲~腸腰筋の触診
- 即効①大腰筋Ex ストレッチポールを利用して
- 即効②後方すべりの促通
- 即効③深層回旋筋群のストレッチ
- 即効④前方すべりの促通
- 即効⑤内方すべりの促通
理学療法士の着眼する画像からの情報分析(画像から得られる情報)
収録時間:71分
股関節疾患の他関節部位との関連(変形性股関節症の身体特徴)
- 即効⑥腰仙角の減少
- 即効⑦椅子を利用して骨盤前傾を誘導
- 頚部・頭部からのアプローチ
- 即効⑧ストレッチポール上でストリームライン
- 即効⑨除圧(Traction)
股関節疾患に対する運動療法のパラダイムシフト
Home Exの指導01~04
収録時間:34分
講義・施術:
永井 聡(広瀬整形外科リウマチ科 部長)
W63676 身体各部位との協調的側面からみた股関節機能の改善
基本的な歩行のメカニズムを確認しながら,変形性股関節症の特性とアプローチの仕方を解説しています。
立脚初期の下肢の役割とメカニズム
下行性連鎖機構からみた評価とアプローチ
- Stifness確認
- 股関節中心の認識と外旋筋への意識化
- 股関節求心位の構築(中殿筋後部線維)
- ※歩行動作確認(Before/After)
- 関節包靭帯による安定化機構(股関節内転制御)
- ※歩行動作確認(Before/After)
収録時間:58分
上行性連鎖機構からみた評価とアプローチ
- 後脛骨筋の反応テスト
- Deep front lineの構築と後脛骨筋の促通
立脚中期から終期の下肢の役割とメカニズム
- トレイリングポジションの構築
収録時間:36分
講義・施術:
湯田 健二(JMA海老名総合病院 リハビリテーション科 科長)
W63677 身体運動における股関節の役割と評価
股関節の構造と役割を確認しながら,その機能障害と評価について理論的に解説しています。
- 股関節機能の問題
- 股関節機能障害を伴うときの姿勢・動作
- 股関節障害の何を見るべきか?
収録時間:46分
アプローチの例(理学療法の基本)
- 関節と筋の状態をよく知る
- 関節の動きと抵抗:屈曲の例
- 股関節のモビライゼーション[凸滑り(屈曲・外転)/離開]
- 腸腰筋の収縮練習
- 骨盤の固定性・動きの観察
- 運動に関わる筋と固定筋,股関節自動外転の例
- 運動は十分,骨盤の固定が不足/過剰/骨盤を固定して自動外転
- 片脚立位(CKC)の場合
- 骨盤可動性の評価
- 体幹・腰部の固定~片脚拳上ブリッジ~
- 筋力増強運動の工夫:外転筋~足底から抵抗を加えてCKCを想定~
- より動作に近づけた筋力増強~踵接地を意識した外転・伸展運動~
- 下肢押し出し運動
- 複合運動による代償の抑制
- 安定性向上:遠位からのコントロール
収録時間:68分
講義・施術:
対馬 栄輝(弘前大学 医学部 保健学科 理学療法学専攻 医学博士・准教授)