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PNFの治療技術 : 臨床応用編1

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全巻:DVD 4枚

  • PNFテクニックの臨床応用,第1弾!
  • ここまで進化した!最新のPNF理論を学ぶ
  • 運動コントロールや運動学習の考え方を用いた治療の実際!

PNFとは,Proprioceptive Neuromuscular Facilitationの略で,日本語では固有受容性神経筋促通法と呼ばれています。固有感覚受容器を刺激し,神経や筋などの働きを高め,身体機能を高めるというものであり,運動療法の一つでもあります。
今回のDVDでは,PNFの基礎となるPhilosophy(治療に対する考え方),Basic Principles(基本原理)とProcedure(手段),Techniques(テクニック)について,PNFの第一人者である市川繁之氏が最新の考え方とテクニックを詳しく解説しています。
そして,臨床応用編の第一弾として,「一般的な腰痛患者に対するアプローチ」について取り上げています。ここでは,急性期から回復期,日常生活に復帰させるための応用動作を行う時期といった流れに沿った治療プログラムとなっています。その中でPNFのPhilosophyである運動コントロールや運動学習の考え方を利用した治療の実際を紹介しています。
進化し続けるPNF理論と臨床における実践例は,全ての治療家の皆さんにとって興味深い内容と言えるでしょう。

実技・解説:

市川 繁之(国際PNF協会認定アドバンスインストラクター/理学療法士)

協力:

  • 高井 豊(医療法人社団 森山医会)
  • 野原 隆博(医療法人社団 森山医会)

W63732 PNF概論(臨床応用のために)

PNFの基礎となるPhilosophy(治療に対する考え方),Basic Principles(基本原理)とProcedure(手段),Techniques(テクニック)について紹介します。

PNF概論(臨床応用のために)1(56分)

PNFとは
Philosophy(治療に対する考え方)

Basic Principles(基本原理)とProcedure(手段)

  • 「Basic Principles&Procedure」の概要
  • 触覚刺激
  • 聴覚刺激
  • 視覚刺激
  • 抵抗
  • 関節刺激(牽引,圧縮)
  • 伸張刺激(ストレッチ)
  • パターン
  • タイミング
  • 放散,強化,加重
  • ボディメカニクス

PNF概論(臨床応用のために)2(50分)

  • 「Techniques」の概要
  • Rhythmic Initiation
    動筋パターンの運動能力を改善
  • Combination of Isotonics
    動筋パターンの中でリラクセーションさせることなく行う,求心性,遠心性,そして持続した静止性筋収縮
  • Repeated Stretch from beginning of range
    動筋パターンにおいて,開始肢位から,十分にエロンゲーションされた筋群への反復的ストレッチ
  • Repeated Stretch through range
    動筋パターンにおいて,運動域の中で収縮している筋群への反復的ストレッチ
  • Replication
    患者に運動感覚や位置などを教えたり,その運動の最終位置を教えるテクニック
  • Dynamic Reversals
    拮抗筋から動筋に筋緊張を低下させることなく変換させる交互性の動筋収縮
  • Stabilizing Reversals
    筋緊張を低下させることなく行う,拮抗筋と動筋の交互性の静止性筋活動
  • Rhythmic Stabilization
    関節運動を起こさず,筋緊張を低下させることなく行う,拮抗筋と動筋の交互性の静止性筋活動
  • Contract Relax
    拮抗筋に随意的求心性収縮をさせ,それに対抗し,その位置を維持,  そしてその後のリラクセーションを得る事により動筋の自動運動域を拡大させる
  • Hold Relax
    拮抗筋あるいは動筋に最適な静止性収縮をさせ,その後の拮抗筋のリラクセーションを得ることにより,  動筋の自動運動域を拡大させる

W63733 腰痛へのアプローチ

「一般的な腰痛患者に対するアプローチ」について取り上げており,急性期から回復期,日常生活に復帰させるための応用動作を行う時期といった流れに沿った治療プログラムを紹介します。

腰痛へのアプローチ1(48分)

はじめに

Passive stimulation / Active relaxationの利用

  • 身体構造レベル(直接的アプローチ)
  • 腰椎の可動性・生理的前弯の正常化をゆっくりと反応をみながらしてゆく
  • 腰椎屈曲・伸展(sidelying)/Rhythmic Initiation (Passive⇒Active assistive phase)
  • 腰椎側屈(sidelying)/Rhythmic Initiation (Passive⇒Active assistive phase)
  • 腰椎側屈(hooklying)/Rhythmic Initiation・Combination of Isotonic
  • 3次元的パターン(sidelying)/Rhythmic Initiation・Combination of Isotonic

Relaxation techniquesの利用

  • 身体構造レベル(直接的/ 間接的アプローチ)
  • 罹患筋の筋緊張の正常化により,腰椎の可動性・生理的前弯の正常化
  • Pelvis post elevation (sidelying):腰方形筋/Hold Relax・Combination of Isotonics
  • Pelvis post elevation (sidelying)/Combination of Isotonics
  • Lower Trunk Rotation(hooklying)/Hold Relax・Combination of Isotonics
  • 腰方形筋パターン,上部体幹から/Hold Relax
  • 両側性下肢パターンを用いて/Hold Relax・Combination of Isotonics

腰痛へのアプローチ2(52分)

Stabilizing techniquesの利用

  • 身体構造レベル(直接的アプローチ)
  • 腰部周辺の腹筋・背筋を活性化し,安定性を学習
  • Pelvis ant. elev.⇔post. Dep./Stabilizing Reversals
  • Lower Trunk Rotation/Rhythmic Stabilization・Stabilizing Reversals

Dynamic techniquesの利用

  • 身体構造レベル(直接的アプローチ)
  • 腰部周辺の腹筋・背筋を活性化し,拮抗筋と動筋のコントロール能力を高めてゆく
  • Lower Trunk Rotation/Combination Of Isotonics
  • Lower Trunk Rotation/Dynamic Reversals(腹筋と背筋のコントロール)

座位にてStabilizing techniquesの利用

  • 身体構造レベル/活動レベル
  • 腰部周辺の腹筋・背筋を活性化し,体幹の安定性を学習
  • Scapula, pelvis, Neckの組み合わせ/
  • Stabilizing Reversals・Rhythmic Stabilization・Combination Of Isotonics・Dynamic Reversals

Stabilizing techniquesとダイナミックな運動の組み合わせ(Mobility on Stability)

  • Lifting pattern/Head にてStabilizing Techniques ,
  • Armにてreach 動作(Combination of Isotonics)
  • Chopping pattern/HeadにてStabilizing Technique,
  • Armsにてreach 動作(Combination of Isotonics)

実用的エクササイズ

  • 四つ這い位:骨盤,腰椎の動きを強調,腹筋,背筋の強化/
  • Combination of Isotonics・Stabilizing Reversals
  • 四つ這い位:Flex-Abd-ER with elbow extension/
  • Combination of Isotonics