発達障害を “ 感覚 ” と “ 運動 ” の視点から捉える ~ 子どもによく見られる問題と現場でできる臨床観察法 ~
問題の背景がわかれば支援・対応ができる!「なぜ」を理解するための視点!
日常生活や遊びの中でできる臨床観察法!見るべきポイントを伝授!
現場をよく知る中尾先生のエピソードや具体例を交えた分かりやすい講義!
最近の子どもたちをみてみると,学習や規律の面で様々な問題が見られるようになりました。
臨床観察は,ただ問題を漠然と捉えるのではなく,なぜそういった行動をとるのか,なぜできないのか,といった問題の背景をしっかりと把握することが大切です。
このDVDでは,問題の背景のベースとなる部分,感覚運動機能の問題について具体例を交えながら一つひとつ詳しく解説をしています。さらに,現場でできる臨床観察法を紹介。
日常生活や遊びの中でできる臨床観察も紹介していますので,
なかなか指示をきいてもらえない子どもに対しても,すぐに実践できる内容です。
子どもの実態を把握することができれば,支援・対応をすることができ,二次的な問題を未然に防ぐことにも繋がります。是非このDVDを,明日からの指導にご活用ください。
講師:中尾 繁樹
- 関西国際大学 教育学部教育福祉学科 教授
- 同志社女子大学大学非常勤講師
- 神戸総合医療専門学校非常勤講師
- 日本LD学会特別支援教育士スーパーバイザー
- 神戸市他多数の地方自治体の専門巡回相談員
- 元 文部科学省「学習指導要領改善のための調査研究」委員
- 元 日本小児科学会「学校保健と心の問題委員会」専門委員
※本DVDは,2017年2月に行われた中尾繁樹先生のセミナーを収録したものです。
セミナー参加者の声(一部抜粋)
- 具体的なことがわかって良かったです。あんなに原因がわかれているとは思わなかったです。
- 子どもたちの動作を手掛かりにどんな特性があるか,どんな支援・対応をすればよいのか具体的に知ることができました。
- 動きによって色々な状態がわかるというのが興味深かったです。様々な要素を統合して見ていくことの必要性を知りました。
最近の子どもたちの様子とその背景(84分)
- イントロダクション
- 特別支援教育の視点
- 最近の子どもたちの様子
- 子どもたちの問題を捉える視点
- 発達障害と学習の問題
感覚と運動の機能 (58分)
- 発達障害によく見られる感覚運動機能の問題
- 感覚とは
- はじめに
- 前庭覚系
- 体性感覚系
- 固有感覚
- 触感覚
- 感覚統合とは
- 感覚と運動の仕組み
- 感覚統合の捉え方
- 感覚統合の発達過程
- 感覚運動指導の意義
- 感覚運動と遊び
感覚・運動機能の臨床観察法 (96分)
- 日常に見られる感覚運動の問題
- ソフトサインとは
- 利き側の検査
- チェックの仕方
- 教室でできる臨床観察
- 反応様式の評価
2017年