肘関節への治療戦略
治療の順番や内容は,解剖学的な特徴から決まってきます。
肘関節とその筋群の基本構造について解剖図などを用いて解説し,さらに筋出力を促すための誘導や,可動域制限を改善するための治療技術を実技で解説します。
肘関節の基本構造(37分)
- はじめに
- 上腕骨滑車の形成変化による肘屈曲運動の違い
- Huter三角
- 肘関節の基本構造
- One Capsule in three Joint
- 前方関節包
- 後方関節包
- 腕尺関節
- 腕橈関節
- MCLとLCLの肢位による長さの変化
- 肘関節の屈曲位・伸展位
- 近位橈尺関節
- 輪状靭帯と方形靭帯
肘関節の筋群と肘関節の治療(79分)
- 肘関節の筋群
- 肘関節に動きを与える要素と肘関節を支える要素
- 上腕二頭筋
- 上腕筋
- 深部筋のボリュームの違い
- 上腕三頭筋
- 肘関節の治療
- 治療の原則
- 可動域制限因子
- 後方関節包ストレッチ
- 伸展角度拡大
- RCLへの治療
- おわりに
2017
機能解剖学に基づいた手指・肘関節の治療戦略に含まれています。