機能解剖学に基づいた手指・肘関節の治療戦略 全4巻セット
適切な時期に適切な治療を行うために!
体表から状態を把握し,腫れ・痛み・可動域制限の原因を探る!
修復過程に応じて生じる病態を回避し,機能を再獲得する!
セラピストは,体表から患者さんの状態を把握し,腫れ・痛み・可動域制限の原因を探っていかなければいけません。そのためには,機能解剖学の知識が必須です。
このDVDでは,機能解剖学の知識を基に臨床症状を解き明かし,触診や治療の実際を解説します。今回は,「手指」と「肘関節」を取り上げています。
基礎知識の再確認と臨床現場での問題解決に是非お役立てください。
実技・解説:中図 健
通所介護 なかずリハビリテーションセンター 代表理事/作業療法士
骨折後の治療の流れと浮腫への対応(57分)
- 構成関節の特徴
- 骨折の発生機序と骨折後の障害
- 屈筋腱の走行
- 治療の流れ
- <浮腫>
- 発生原因
- 着眼すべきポイント
- 治療戦略
- 早期Edemaへの対応
- 手背に生じたEdemaに対して
- アーチ形成テーピング
伸展機構の機能不全と関節拘縮への対応(48分)
伸展機構の機能不全
- 基本構造
- 治療戦略
- ROM制限の治療
- 伸展機構の治療層
- Edemaへの対応
- 圧痛
- 圧痛の特徴
- 側方型
- 特徴
- 虫様筋の機能不全
- 虫様筋の触診とリラクゼーション
- 治療方法
- 背側型
- 特徴
- 骨間筋の機能不全
- 骨間筋の触診とリラクゼーション
- 治療方法
関節の拘縮
- 拘縮への対応
肘関節の基本構造(37分)
- はじめに
- 上腕骨滑車の形成変化による肘屈曲運動の違い
- Huter三角
- 肘関節の基本構造
- One Capsule in three Joint
- 前方関節包
- 後方関節包
- 腕尺関節
- 腕橈関節
- MCLとLCLの肢位による長さの変化
- 肘関節の屈曲位・伸展位
- 近位橈尺関節
- 輪状靭帯と方形靭帯
肘関節の筋群と肘関節の治療(79分)
- 肘関節の筋群
- 肘関節に動きを与える要素と肘関節を支える要素
- 上腕二頭筋
- 上腕筋
- 深部筋のボリュームの違い
- 上腕三頭筋
- 肘関節の治療
- 治療の原則
- 可動域制限因子
- 後方関節包ストレッチ
- 伸展角度拡大
- RCLへの治療
- おわりに
2017