古都でセラピーを学ぶ会 × おずん × ジャパンライム ひとをみる
メディカルセラピストとして“ひとをみる”ために大切なこと!
作業とひとの関係,作業と脳や身体との関係を知る !
ひとに寄りそう作業療法のかたち !
2025年地域包括ケアシステムに向けてリハビリテーションの重要性が唱えられています。
ただ,「リハビリテーション」という概念が先行し,「理学療法」,「作業療法」の専門性とその役割が不明瞭になっているとの声があがっていることも事実です。
今回は,『理学療法士の山口光國先生』と,『作業療法士の山根寛先生』に,どのように「ひとをみる」のか,双方の立場からご講演いただきました。
知識・技術に関する講習会が多い今の時代だからこそ「ひとをみる」ことについて今一度原点に立ち返り,セラピストの今後のあり方について考えていくきっかけになれば幸いです。
※このDVDは,2017年5月に開催された,「古都でセラピーを学ぶ会×おずん×ジャパンライム 『ひとをみる』」セミナーを収録したものです。
講師
- 山根 寛(作業療法士/「ひとと作業・生活」研究会)
- 山口 光國(セラ・ラボ代表/理学療法士/健康心理学修士)
セラピストとして(78分)
講師
- 山口 光國(セラ・ラボ代表/理学療法士/健康心理学修士)
- はじめに
- モラルとモラール
- 治療と癒やし
- ひとの苦しみは千差万別
- 複雑系科学の中で考える
- 関節の安全度
- 構造と機能と動作
- 愁訴に関わる因子
- 機能は関わりの中で決められる
- 科学的に物事を考える
- おわりに
作業をもちいる療法の理(120分)
講師
- 山根 寛(作業療法士/「ひとと作業・生活」研究会)
- はじめに
- ひとと作業・生活の基本
- 作業とは対象を操作すること
- ひとの生活と社会脳
- 対象操作の有無で脳のはたらきが違う
- 対象操作は身体図式が基盤
- 病いや障害は生活機能の障害
- 作業―脳―身体
- 作業をもちいる療法の理
山根寛 × 山口光國 ― 対談・質疑応答 ―(51分)
講師:
- 山根 寛(作業療法士/「ひとと作業・生活」研究会)
- 山口 光國(セラ・ラボ代表/理学療法士/健康心理学修士)
- ことばとセラピー
- セラピストとしての苦しみ
- 臨床の醍醐味
- 患者との関わり方
- 臨床で大事にしていること
- セラピストへの指導
- ひとに寄りそうために
- 患者の家族との接し方
- デイケアにおける目標設定
- 今後のセラピストの展望
2017