オステオパシー ・ テクニックシリーズ 骨盤の検査とMET
METの本質に迫る!
的確な検査が適切なテクニックにつながる!
触診の部位,手の当て方,力の量・方向まで実技で丁寧に解説!
- 監修:森田 博也,D.O.(NPO法人 アトラス・オステオパシー学院学長)
- 実技・解説:土屋省吾(NPO法人アトラス・オステオパシー学院講師)
MET(筋エネルギーテクニック)はテクニックに用いる力が小さいため,体にかける負担も少なく,年齢・症状において幅広い層のクライアントの症状改善に役立ちます。
また,検査を重要視しているテクニックですので,オステオパシーの理論に則って体を診る基礎になります。
このDVDでは,骨盤に焦点を当て,生理学・病理学・解剖学を基にした,寛骨・恥骨の検査方法,機能障害へのテクニックを一つひとつ丁寧に解説します。
骨盤を検査する際には,他の部位よりも骨指標のポジションの正確性が重要になります。つまり,触診により的確に骨盤の変位を理解すれば適切なテクニックを選択することができ,施術効果が期待できると言えます。
森田博也先生も推奨
METはクライアント自身の筋収縮を用いて関節や筋肉の機能を改善するオステオパシーのテクニックです。
正しい使い方をするとクライアントが使う力の量,体への負担,ともに少なく,臨床の場においては使用する機会が増えることでしょう。
本DVDではテクニックの形を覚える事に留まるのではなく,本質的な部分を理解して活用していただくために,骨盤部(寛骨・恥骨)の触診・検査・テクニックとして構成をしています。
骨盤の構造と機能障害の検査(54分)
- オステオパシーの基礎
- MET総論
- 骨盤の構造と運動
- 腸骨仙骨機能障害
- 分類
- 寛骨の病変
- 恥骨の病変
腸骨仙骨機能障害の検査
- 骨盤指標検査(背臥位)
- 触診前の体位調整(フリップ・フロップ)
- 下肢の長短検査
- 左右腸骨陵の位置
- 左右ASISの位置
- 左右恥骨の位置
- 骨盤指標検査(腹臥位)
- 触診前の体位調整
- 左右PSISの位置
- 左右仙骨溝の深さ
- 坐骨結節の位置
- 仙結節靭帯の緊張
- 側方化テスト
- 立位屈曲テスト
- 座位屈曲テスト
- 片足ストークテスト
- 仙腸関節ギャッピングテスト
- ASIS圧迫テスト
- レッグレングステスト
- 呼吸運動に伴う仙骨の可動制限
骨盤の機能障害へのテクニック(34分)
<恥骨機能障害へのテクニック
- 恥骨圧縮
- 恥骨の上方剪断
- 恥骨の下方剪断
寛骨機能障害へのテクニック
- 寛骨の前方回転
- 背臥位
- 側臥位
- 側臥位:別法
- 寛骨の後方回転
- 側臥位
- 腹臥位
- 寛骨のアウトフレア
- 寛骨のインフレア
- 寛骨の上方剪断
- 一連の動作
- 練習
- 実際のテクニックを行う際のポイント
- 復習
2017