観察による運動 ・ 動作分析 ~ イチから始める ! イチから振り返る ! 動作分析 ! ~
動作分析に苦手意識のある方への道しるべに!
3つの治療戦略『因果論的アプローチ』,『運動学習論的アプローチ』,『バランス能力の改善』
理論的背景とエビデンスに基づき実際の症例から動作分析を解説!
解説:藤澤宏幸
東北文化学園大学 医療福祉学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 教授
臨床現場で,あなたは正しく分析できていますか?
臨床における動作分析は,原因を推察し目標設定や介入内容を決定する重要な評価項目です。しかし,決められた到達基準やトレーニング法はないため,動作分析を苦手に感じて,感覚や経験でみている人も多いのではないでしょうか。
このDVDでは,動作分析に必要となる科学的な知識をベースにして,臨床における動作分析の手順とポイントを解説します。また,実際の症例を通して,臨床推論と治療戦略を提示しておりますので,臨床をイメージしながら学んでいただけます。
評価技術の向上には,認知領域と標準的な評価技術の習得後,短時間で情報量を収集できるようにトレーニングが必要です。このDVDで,エビデンスに基づいた動作分析を学び,自信をもって明日からの臨床にご活用ください。
観察による運動・動作分析<基礎編>(48分)
- 観察による動作分析の推論過程
- 重心の推定
- 関節運動の原理
- 運動軌道・運動パターンの形成
- 解剖学的要因
- バランス制御
- 静力学的分析
- 演習
- 背臥位における筋活動
- 端坐位における筋活動
- 立位における筋活動
- 静力学的分析の要点整理
観察による運動・動作分析<臨床編>(44分)
- 観察による臨床動作分析の基礎
- 動作分析の分類
- 動作分析の重要な視点
- 日常動作分析の手順
- 起き上がり動作の分析ポイント
- 立ち上がり動作の分析ポイント
- 歩行の分析ポイント
- 動作の定型性から推定される障害
- 特定課題分析
- 症例紹介 ― 臨床における動作分析の実際 ―
- 治療戦略
- 治療の考え方
- 因果論的アプローチ
- 運動学習論的アプローチ
- バランス戦略
- 治療戦略の要点整理
特定課題分析の理論的背景とエビデンス(28分)
- 特定課題と判断基準
- 特定課題分析 ― 力学的理論背景とエビデンス ―
- 端坐位
- 脳卒中片麻痺患者における端坐位での側方重心移動と歩行能力との関係
- 端坐位における足部・足尖リーチ動作運動学的分析
- 振り向き動作における協調性
- 膝立ち位
- 膝歩きの運動学的データとエネルギーコスト
- 片脚膝立ち位保持
- 立位
- 立位での連続側方重心移動
- 片脚立位保持
- タンデム立位保持・肢節間協調性
- 両踵上げテスト
- 特定課題分析の要点整理
- 端坐位
2018.09