三極真空管・S型
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品番U18551
定量測定を行うための制御可能な高真空の電子管です。三極真空管の特性,電荷の陰極性の決定および陰極線の発生(「電子銃」のモデル)の観察が可能です。また増幅器および発振器(ヘルムホルツコイル:U185051と併用)としての三極真空管の技術的応用を学習することもできます。
- 陰極線加熱電圧:Uh≦7.5V,Ih≦約3A
- 陽極電圧:Ua≦500V
- 陽極電流:通常Uf=6.3V,Ua=400V,Ug=8VのときI=0.8mA
- グリッド電圧:-10V≦Ug≦10V
- グリッド電流:通常Uf=7.5V,Ua=300VのときIg=0.9mA
- 管球:直径13cm
- 全長:25cm
その他の必要器具
- 陰極線管ホルダー・S型(U185002)
- 直流電源装置,500V
S型陰極線管の特徴
S型は陰極線管ホルダーにソケットがあるため,複雑な配線の取り回しは不要です。陰極線管と電源コードを接続する必要はありません。陰極線管をホルダーに差し込むだけで簡単に実験ができます。
電離放射線について
観察用加熱陰極管には,500V以下とそれ以上の電圧で作動するものもありますが,5kVまでなら管球外での電離放射線は発生しないので,放射線保護対策を施す必要はありません。
製品マニュアルの記載言語:日本語,英語,ドイツ語