ジャイロスコープ実験器
こまの首振り運動のような回転体に働く力と運動の関係を定量的に学習するためのジャイロスコープです。
実験装置は支持棒の上に,傾けたり回転させたりできる軸が付いていてその軸の一端に,ボールベアリングが二重になった円板を取り付けたものです。もう一方の端には指示棒上を動かして調節する釣り合わおもりがあり,釣り合いおもりがある側の軸端には釣り合い微調整用のつまみねじが付いています。これらのほかに円板の回転軸に力のモーメントを発生させるための,別のおもりも付属しています。
軸の傾斜角は,読み取りやすい目盛りで示され,取り付けられている水準器でジャイロスコープの水平の確認ができます。円板は手や紐で回せて,二重ボールベアリングによりほぼ摩擦なしで長時間回転し続けます。
本実験器は大型でジャイロスコープの機構が外から見えるため,回転体の運動がよく観察できます。
- 角度の目盛り:-40°~+40°
- 角度の目盛り刻み:1°
- 円盤の直径:250mm
- 円盤の重量:1500g
- つり合わせ用のおもり:1400g(写真左側,青い筒)
- 追加用のおもり:50g(写真左側,青い小さい輪)
- 総重量:4650g
その他の必要器具
本製品を使った実験の解説
製品マニュアルの記載言語:英語